今回はBlackstreetの”No Diggity”についてです。
なぜ”No Diggity”か?と聞かれるとこう答えます。「Queen Penのラップがヤバいから」
DreでもなくTeddyでもありません。Pen姐さんです‼︎
(勿論、お二方に対してもリスペクトはしていますが、笑)
今回はPen姐さんにフォーカスさせてください。
数人のラッパーのマイクリレーの中で女性ラッパーが1人だけ混じるとどうしてもその1バースは
カッコよく聞こえてしまうものですが、それを踏まえてもカッコいいです。
これをわかりやすく言うと、客演のNicki Minajのラップはメチャクチャカッコいいけど
ソロは何となく微妙みたいな現象です、、、(Nickiのソロが好きな方はごめんなさい)
Blackstreetについてざっくり
・”BLACK street”の表記が正式
・”Blackstreet”の前は”StoneStreet”
・”Guy”解散後にTeddy Rileyが作ったグループ
・”No Diggity”だけだと思われがち
この2人が中心人物の”Chauncey Black”(左)とTeddy Riley(右)です。
Chaunceyのメガネのセンスは業界No,1の噂も。(嘘です)
「”No Diggity”だけだと思われがち」とは書きましたが、生粋のスロージャム好きの僕から
すると”(Money Can’t) Buy Me Love”や”Joy”などもかなり大好きです。
僕のおすすめのスロージャムはここでお楽しみください。
”No Diggity”について説明
”No Diggity”の意味は「間違いない」
1996年発売の2ndアルバム”Another Level”からの1曲。
因みに彼らは”Interscope”からアルバム出しています。当時の”Interscope”といえば
あの”Death Row”と仕事しておりDreの”The Chronic”やSnoopの”Doggystyle”といった大ヒットを
とばしていたレコード会社であり「ギャングスタラップ色」が強かったはず、、、なのでDreを客演としてむかえたのでしょうか。
話はそれましたが、この”No Diggity”こそが彼らのマスターピースであり最大のヒット曲です。
US Billboard Hot 100で1位、その他にもイギリス・ニュージーランド・カナダ・アイスランドなどでも1位を取っています。
”Queen Pen”の1バース
この90’sのイキフンがプンプンのフィメールラッパーが今回の主役”Queen Pen”です。
このアルバムではMCMのTシャツ着ています。MCMのアパレルがこんなにも似合うのは
彼女かマイク・タイソンだけでしょう。
・ブルックリン出身
・同じくインタースコープから自身のアルバムをリリース
・バージニアビーチのファミレスで”Teddy Riley”に発掘される
因みにバージニアビーチのファミレスは”IHOP”(アメリカにいっぱいあるファミレス)
1回行った事あるけど美味しかったかは覚えていません。笑
そんなPen姐さんのDopeな1バースをここで紹介。
‘Cause that’s my peeps, and we rolls deep
Flyin’ first class from New York City to Blackstreet
大勢の仲間とニューヨークからブラックストリートまで
ファーストクラスで行くわ。
What you know about me? Not a m-f- thing
Cartier wooden frames sported by my shorty
私の何を知ってるの?何も知らない。
このカルティエのウッドフレームはダーリンからのプレゼントよ。
As for me, icy gleaming pinky diamond ring
We be’s the baddest clique up on the scene
私の場合、ギラギラのピンキーダイヤモンドリングで
私たちはシーンで1番ワルのクルーよ。
Ain’t you getting bored with these fake ass broads?
I shows and proves, no doubt, how predictably so
あのフェイクな小娘たちに飽き飽きしてない?
予測できる?私が証明する。間違いないわ。
Please excuse, if I come across rude, that’s just me
And that’s how the playette’s got to be
もし私が失礼な感じに見えたら言い訳させて、それが私なの。って
それが遊び人の女の振る舞い方でしょ
Stay kickin’ game with a capital G
Ask the peoples on my block, I’m as real as can be
遊びにに忙しいの。私のブロックの人間に聞いてみて。
私は可能な限りリアルでいるわ。
Word is bond, faking moves never been my thing
So, Teddy, pass the word to your ni- Chauncy
マジだよ。フェイク私のようにはなれない。
テディ、あなたの仲間のチャンキーに伝えて。
I be sending the call, let’s say around 3:30
Queen Pen and Blackstreet, it’s no diggity
電話するわ。多分3時半くらいに。
クイーンペン・ブラックストリート間違いない。
ラッパーらしい豪快な自慢話と周りの人間に対する豪快なマウントですね。笑
こんな感じで”No Digitty”の魅力でした。聞いてみてね。
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