私もCoolioを追悼します

Hiphop

2022年9月28日自宅で倒れていたラッパー”Coolio”について書きたいと思います。
28日の午後5時ロサンゼルスの友人の自宅トイレで倒れていたところを発見、1時間近くの
蘇生を試みたがそのまま息を引き取りました。59歳でした。

正直クーリオのビッグファンではなかったですが、「コンプトン出身」のウエストコーストラップのファンとして今回は書いていきたいと思います。

ラッパー”Coolio”の生い立ち

https://www.billboard.com/music/chart-beat/coolio-gangstas-paradise-forever-number-one-1235149707/

本名”Artis Leon Ivey Jr.”は1963年8月1日ペンシルベニア州モネッセンという場所で生まれ、
8歳の頃コンプトンへ移住。このパターンは”Roscoe”とめちゃくちゃ似ていますね。
(彼の生まれはフィラデルフィアですが、同じペンシルベニアです)

彼もまた”Philafornia”ですね。笑

コンプトンのコミュニティーカレッジに通った後、LAの空港で消防士や警備員の
ボランティアをしていたそう。ボランティアをしていたラッパーが後に”Gangsta’s Paradise”を
歌うなんてちょっと想像できないですね。笑

WCのクルーにいた!?

https://www.discogs.com/ja/release/775744-WC-And-The-Maad-Circle-West-Up

これは初めて知ったのですが、彼のキャリアスタートはWCのクルー
” WC and the Maad Circle”だったんですね。これは勉強不足でした。
ウェッサイファンとしては情けない。笑

ホントこの頃のコンプトンはスーパースター揃いです。まぁ”WC”はイングルウッドですが。笑

WC and the Maad Circleといえば”Front Back Side to Side〜”のイメージが強いですね。
てかそれしかないような、、それは嘘です。笑

この”West Up”はUS Rapチャートで16位までいっています。

Tommy Boy Recordsからデビュー!?

https://en.wikipedia.org/wiki/It_Takes_a_Thief_(album)

なんと彼の1st Albumの ”It Takes a Thief”は Tommy Boy Recordsからです。
そしてこのアルバムからは僕の大好きな”Fantastic Voyage”が大ヒット。

https://en.wikipedia.org/wiki/Tommy_Boy_Records

MTVでベビーローテーションされ、”Billboard Hot 100”で3位を取るなど
1994年はまさにクーリオの年といっても過言ではないでしょう。

You Tubeでの提供元もしっかり”Tommy Boy Records”となっています。 (Vevoではありません笑)

このMVが大好きで、最初に自転車みたいなやつがキャデラックに変わるあの「チープな感じ」が
90’sっぽくて好きだし、クルージングしている様子を上から撮ってるウェッサイっぽい感じも好きです。笑

そして”Gangsta’s Paradise”のリリース

https://en.wikipedia.org/wiki/Gangsta%27s_Paradise_(album)

そして1995年、彼のマスターピース”Gangsta’s Paradise”のリリースへ。
映画”Dangerous Minds”の主題歌にも起用され、”Billboard Hot 100”で12週連続で2位以内に入ります。(その内3週が1位)
因みに僕が今いるオーストラリアでは14週連続の1位です。

“As I walk through the valley of the shadow of death〜”からクーリオのラップもドープなのですが、この曲はやはり”L.V”なんですよね、、(クーリオじゃなくてすいません)

内容はもちろん「ゲトーの日常」的な感じです。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100064770844181

“L.V”はサウスセントラルカーテルのメンバーのシンガーです。
ウェッサイでは”Nate Dogg”か”L.V”か?という議論があるくらいのシンガーです。
(適当にいいました。笑)

因みにサンプリング元はスティービーワンダーの”Pastime Paradise”から。

最後に

こうして毎年”OG”達の訃報がこれから増えていくと考えると少しくらい気持ちになりますが、
こればかりは仕方ない事ですね。あの”Coolio”がもう59歳なんですから、、、

彼の訃報を聞き驚きましたが、歳を聞いた時にもっと驚きましたね。
僕の大好きな世代の”OG”達も皆さんいいお歳。届かないとは思いますが、身体には
気をつけてもらいたいものです。

R,I.P Coolio

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